Googleアナリティクス@テレメトリー収集ツール¶
はじめに¶
本サイトにつきまして、以下をご認識のほど宜しくお願いいたします。
01. セットアップ¶
グローバルサイトタグ¶
▼ グローバルサイトタグとは¶
Webページのローディング時に、非同期通信を使用してGoogleのCollection-APIにメトリクスを送信する。送信されたデータは、Googleアナリティクスコンソールから確認できる。
▼ グローバルサイトタグの組み込み¶
Googleアナリティクスで、メトリクスのデータポイントを収集するためには、アプリケーションのhead
タグに、トラッキングコードが設定されたグローバルサイトタグを組み込む必要がある。
<head>
<!-- ~ 中略 ~ -->
<!-- Global site tag (gtag.js) - Google Analytics -->
<script
async
src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=G-*****"
></script>
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag() {
dataLayer.push(arguments);
}
gtag("js", new Date());
gtag("config", "G-*****");
</script>
<!-- ~ 中略 ~ -->
</head>
動作確認方法¶
▼ ブラウザのdeveloperツール¶
ブラウザのdeveloperツールで、グローバルサイトタグが非同期通信を実行しているか否かを確認する。
Chromeであれば、networkタブにて、www.google-analytics.com/collect
に対するリクエストを探す。
これが200
系ステータスになっていれば、正しく動作していると見なせる。
POST https://www.google-analytics.com/g/collect
02. Googleアナリティクス用語¶
計測値¶
計測率¶
指標名 | 説明 |
---|---|
直帰率 | 全セッションのうちで、直帰に至ったセッション数が占める割合のこと (直帰数/セッション数 』) 。https://support.google.com/analytics/answer/1009409?hl=ja |
コンバージョン率 | 全てのセッション数のうちで、コンバージョンに至ったセッション数の割合のこと (コンバージョン数/全てのセッション数 ) 。 |
離脱率 | 1ページビュー当たりの離脱数のこと (離脱数/ページビュー数 ) 。https://support.google.com/analytics/answer/11080047?hl=ja |
ページ/セッション (回遊率) | 1セッション当たりのページビュー数のこと。 https://pro-atmedia.jp/media/page-views-per-visit/#toc2 |
03. 調査 (UA版にて)¶
X
当たりのY
¶
GoogleアナリティクスにX
を指定するために、コンソールの項目 (ファーストディメンション) に進む。
その後、Y
を指定するために、セカンドディメンションを設定する。
- Webページ当たりであれば、『全てのWebページ』の項目に進む。その後、セカンドディメンションにデバイスタイプを設定する。これにより、Webページ当たりのデバイスタイプを確認できる。
- ランディングページ当たりであれば、『ランディングページ』の項目に進む。その後、セカンドディメンションにデバイスタイプを設定する。これにより、ランディングページ当たりのデバイスタイプを確認できる。
ランディングページ当たりのセッション数¶
Googleアナリティクスでは、1つのドメイン当たりのセッション数が計測される。
そのため、1つのドメインが複数のアプリケーションからなる場合は、これらのセッション数が合算されてしまっている。
アプリケーション当たりのセッション数は、以下の手順で推定する。
ただし、対象のアプリケーションに訪問したことがわかるコンバージョンを設定しておく必要がある。
(1)
-
こちらにて、ランディングページ当たりのセッションの割合データを確認する。
(2)
-
ランディングページの割合データの合計値をアプリケーションのものと見なし、対象のアプリケーション以外に関するURLをフィルタリングする。これにより、対象以外のセッション数の割合がわかる。例えば、対象が
/foo
を持ち、対象以外が/bar
と/baz
のURLを持つとする。この時、/bar
と/baz
のみがフィルタリングされるように条件を設定する。 (3)
-
『
100 - 対象以外のセッション数の割合 (%)
』とすることにより、対象をランディングページとするセッション数の割合を導く。例えば、対象以外のセッション数の割合が40
%であれば、対象は60%
である。 (4)
-
コンバージョン数 (目標の完了数) を確認する。コンバージョン数は目標に至ったセッション数を表すため、これにより、対象以外から対象に訪問した時のセッション数と割合がわかる。
(5)
-
『
対象をランディングページとするセッション数の割合 + コンバージョン数の割合
』とすることにより、対象以外からの訪問も含めた、対象の全セッション数を導ける。例えば、対象をランディングページとするセッション数の割合が60
%であり、コンバージョン数の割合が5
%であれば、対象以外からの訪問も含めて、全セッションのうちで65
% (60 + 5
) が対象のセッション数に相当するとわかる。
増加率¶
増加率は、増加量が基準量全体の何倍 (何割分) であるかで表す。
そのため、以下で算出できる。
(増加量) = (ある量) - (基準量)
(増加率) = (増加量) ÷ (基準量) × 100
値が非表示になる原因¶
▼ not set¶
- 検索エンジン以外からの訪問
- バナー広告からの訪問
- リダイレクトによる訪問