AWS EFS@AWSリソース¶
はじめに¶
本サイトにつきまして、以下をご認識のほど宜しくお願いいたします。
01. AWS EFS:Elastic File Systemとは¶
マウントターゲットと接続された片方のEC2から、ファイルを読み出し、これをもう一方に出力する。
ファイルの実体はいずれかのEC2に存在しているため、接続を切断している間、片方のEC2内のファイルは無くなる。
再接続すると、切断直前のファイルが再び表示されようになる。
02. セットアップ¶
コンソール画面の場合¶
設定項目 | 説明 | 補足 |
---|---|---|
パフォーマンスモード | ||
スループットモード | AWS EFSのスループット性能を設定する。 | |
ライフサイクルポリシー | しばらくリクエストされていないファイルが低頻度アクセス (IA:Infrequent Access) ストレージクラスに移動保管するまでの期限を設定する。 | ・ライフサイクルポリシーを有効化しない場合、スタンダードストレージクラスのみが使用される。 ・画面から両ストレージのサイズを確認できる。 https://ap-northeast-1.console.aws.amazon.com/efs/home?region=ap-northeast-1#/file-systems/fs-f77d60d6 |
ファイルシステムポリシー | 他のAWSリソースがAWS EFSを利用する時のポリシーを設定する。 | |
自動バックアップ | AWS Backupに定期的に保管するか否かを設定する。 | |
ネットワーク | マウントターゲットを配置するサブネット、セキュリティグループを設定する。 | ・サブネットは、ファイル供給の速度の観点から、マウントターゲットにリクエストを送信するAWSリソースと同じにする。 ・セキュリティグループは、EC2からのNFSプロトコルアクセスを許可したものを設定する。EC2のセキュリティグループを通過したアクセスのみを許可するために、IPアドレスでは、EC2のセキュリティグループを設定する。 |
02. スペック¶
バーストモードの仕組み¶
スループット性能のオートスケーリングに残高があり、ベースラインを超過した分だけオートスケーリング残高が減っていく。
また、ベースライン未満の分は残高として蓄積されていく。
元の残高は、ファイルシステムのスタンダードストレージクラスのサイズに応じて大きくなる。
残高は、BurstCreditBalance
メトリクスから確認できる。
このメトリクスが常に減少し続けている場合はプロビジョニングモードの方がより適切である。
プロビジョニングモードの仕組み¶
スループット性能のオートスケーリング機能は無いが、一定の性能は保証されている。
マウントポイント¶
登録¶
mount
コマンドを使用して、AWS EFSに対してマウントポイントを登録する。
# mount -t efs -o tls <ファイルシステムID>:<マウント元ディレクトリ> <マウントポイント>
$ mount -t efs -o tls fs-*****:/ /var/www/foo
解除¶
unmount
コマンドを使用して、マウントポイントを解除する。
df
コマンドで、AWS EFSのDNS名と、マウントされているEC2内のディレクトリを確認した後、unmount
コマンドを実行する。
$ df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
fs-*****.efs.ap-northeast-1.amazonaws.com:/ xxx xxx xxx 1% /var/www/foo
$ umount /var/www/foo