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プラクティス集@ソフトウェア

はじめに

本サイトにつきまして、以下をご認識のほど宜しくお願いいたします。


このページについて

このノートでは、ソフトウェアに共通するプラクティスを整理する。


01. アップグレード

設計規約

▼ アップグレードの粒度

マイナーバージョンごとにアップグレードを検証する。

▼ アンケート

アップグレードの影響が大きい (例:ダウンタイムが発生する) 場合、ステークホルダーと対応日時を調整する必要がある。

そのために、アンケートを実施する。

実行環境 都合が良ければチェック 日付 時間 補足
tes [ ] m月/d日 16:00 ~ 19:00
[ ] m月/d日 16:00 ~ 19:00
[ ] m月/d日 16:00 ~ 19:00
stg [ ] m月/d日 16:00 ~ 19:00
[ ] m月/d日 16:00 ~ 19:00
[ ] m月/d日 16:00 ~ 19:00
prd [ ] m月/d日 02:00 ~ 05:00
[ ] m月/d日 02:00 ~ 05:00
[ ] m月/d日 02:00 ~ 05:00

▼ 周知

対応日時が決まり次第、周知する必要がある。

また、本番環境であればユーザーに事前に周知しておき、その時間以内でアップグレードを完了させる必要がある。

*例*

実行環境 日付 時間 補足
tes m月/d日 16:00 ~ 19:00
stg m月/d日 16:00 ~ 19:00
prd m月/d日 02:00 ~ 05:00 ユーザーが実行環境を利用中のため、利用者の少ない03:00から実施する必要がある。

▼ アップグレード作業中の通信経路の閉塞

アップグレード時、アプリケーションでダウンタイムが必ず発生する場合、通信経路を閉塞する必要がある。

閉塞方法として、アプリケーションの前段にロードバランサー (例:AWS ALB) を配置する。

アップグレード作業中、ロードバランサーが全てのリクエストに対してメンテナンスページ (例:503ステータスの静的ファイル) を返却するように、アップグレード直前にロードバランサーの設定値を変更しておく。


アップグレード影響の調査

次のバージョン 2.0.0 3.0.0
アップグレード要件 ... ...
想定されるダウンタイム ... ...
影響のある機能廃止 ... ...
既知の問題 ... ...

▼ アップグレード要件

アップグレード要件として、依存パッケージのインストールやアップグレードを必要とするかどうかを調査する。

▼ 想定されるダウンタイム

テスト環境でダウンタイムを計測し、ダウンタイムを想定する。

過去の実績があり、推定できるのであれば、計測する必要はない。

▼ 影響のある機能廃止

ベンダーのリリースノートを確認し、どのような『機能追加』『バグ修正』『機能廃止』『非推奨機能』がマージされるかを調査する。

機能廃止や非推奨機能があり、これをソフトウェアが使用している場合、ソフトウェアに影響が出る可能性がある。

▼ 既知の問題

アップグレード中やアップグレード後に起こる可能性のある問題が、公式で既知の問題として報告されているかどうかを調査する。


アップグレード結果

▼ 想定外の結果

本番環境での対応で想定外の問題が起こった場合に、これを記載しておく。

▼ ブラックボックステストの実施

アップグレード後に必要であればブラックボックステスト (例:ロードテスト、性能テスト、など) を実施する。