インテグレーション@Datadog¶
はじめに¶
本サイトにつきまして、以下をご認識のほど宜しくお願いいたします。
01. メトリクスインテグレーション¶
メトリクスインテグレーションとは¶
言語/フレームワーク/ツールなどに関して、専用のメトリクスのデータポイントを収集できるようになる。
アプリケーションとして使用される言語/フレームワークの場合、datadogエージェントがインテグレーション処理を持つため、仮想環境へのインストールは不要である。
Datedogエージェントが稼働する言語/フレームワーク/ツールを自動的に認識してくれる。
02. ログインテグレーション¶
ログインテグレーションとは¶
アプリケーション、ミドルウェア、クラウドインフラなどのログを収集しやすくなるインテグレーションパイプラインパッケージを提供する。
インテグレーションパイプラインパッケージ¶
ログの作成元に合わせて、プロセッサーのセットが組み込まれたパイプラインを提供してくれる。
03. 分散トレースインテグレーション¶
分散トレースインテグレーションとは¶
言語/フレームワーク/ツールなどに関して、専用の分散トレースを収集できるようになる。
アプリケーションとして使用される言語/フレームワークの場合、トレースエージェントがインテグレーション処理を持つため、仮想環境へのインストールは不要である。
04. AWSインテグレーション¶
セットアップ¶
▼ 共通の手順¶
AWSリソースで作成されたメトリクス/ログ/分散トレースをDatadogに転送できるようにする。
(1)
-
DatadogのAWSアカウントの登録画面で、CloudFormationによる自動セットアップを選択する。
これにより、AWSコンソール画面に自動的に遷移する。CloudFormationのテンプレートを使用して、スタックを作成できる。
ほとんどのパラメーターはデフォルト値が設定されており、空欄部分 (APIキーなど) に値を入力する。
(2)
-
CloudFormationを実行し、メトリクス/ログ/分散トレースを転送するLambdaやIAMロールを作成する。
このIAMロール (
DatadogIntegrationRole
) には、DatadogのIAMユーザー (464622532012
) に委譲できるように、AWS STSの設定がなされている。Datadogの設定画面にアカウントIDとロール名を入力することにより、設定画完了する。
この時点で、ログと分散トレースは収集できており、可視化の手順のみが必要である。
一方で、ログは可視化が不要であるが、収集の手順が必要である。
▼ メトリクス、分散トレースの可視化¶
(1)
-
共通の手順を参照。
(2)
-
共通の手順を参照。
(3)
-
収集したデータポイントを可視化できるように、各AWSリソースのインテグレーションをインストールする。
インストール後、しばらく待つと、AWSインフラのメトリクスや分散トレースが収集されていることを確認できる。
▼ ログの収集¶
(1)
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共通の手順を参照。
(2)
-
共通の手順を参照。
(3)
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ログを収集できるように、LambdaのトリガーとしてCloudWatchログやS3を設定する。
トリガーとして設定せずに自動的にも収集できるが、自動認識されるログの種類が少ないので、手動で設定した方が良い。
(4)
-
トリガーとするAWSリソースの命名によって、ログの
service
属性の値が変わる。例えば、CloudWatchログのロググループ名が『
api-gateway-*****
』から始まる場合、service
属性の値はapigateway
になる。
料金¶
EC2、ECS、Lambdaで料金が発生し、それ以外のAWSリソースは無料である。
05. PHP-FPMインテグレーション¶
PHP-FPMインテグレーションをインストールした場合、収集したデータポイントを可視化できるようになる。
ログはサポートしていない。
06. Nginxインテグレーション¶
Nginxインテグレーションをインストールした場合、収集したログとメトリクスを可視化できるようになる。