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JMeter@総合テスト

はじめに

本サイトにつきまして、以下をご認識のほど宜しくお願いいたします。


01. セットアップ

yumリポジトリから

$ yum install java-1.8.0-openjdk

$ wget http://ftp.meisei-u.ac.jp/mirror/apache/dist//jmeter/binaries/apache-jmeter-5.2.1.tgz

$ tar xvzf apache-jmeter-5.2.1.tgz


02. JMeterの仕組み

アーキテクチャ

JMeterは、以下のコンポーネントから構成されている。

jmeter_architecuture


パラメーター

▼ 全体像

stress-test_parameter

▼ スレッド数

リクエストのユーザー数に相当する。

▼ ループ数

ユーザー当たりのリクエスト送信数に相当する。

▼ ランプアップ秒

リクエストを送信する期間に相当する。

長くし過ぎすると、全てのリクエスト数を送信するまでに時間がかかるため、負荷が小さくなる。


03. ロードテスト

実行

以下の手順で、JMeterを使用したロードテストを実施する。

(1)

URLのアクセスランキングを元に、リクエストを送信するためのURLリストをcsvファイルで作成する。Googleを参考にしたが、ALBアクセスログを参考にした方が、より正確かもしれない。

(2)

JMeterのGUI版にて、シナリオ (jmxファイル) を作成する。スループットコントローラーでURLリスト (csvファイル) をJMeterのビルトイン関数で読み込むようにする。

csvファイルのリストからランダムに読み出したい場合は、Random関数が適している。スレッド数が例えば10000個といった高負荷であると、ローカルマシンがフリーズするため注意すること。

(3)

AWSリソースのスペック、VPNなど、ロードテストの周辺準備が整っていることを確認する。

(4)

JMeterのCUI版のバイナリファイルに、jmxファイルをドラッグ&ドロップし、テストを実施する。

または、バイナリファイルへのパスを通した上で、以下のコマンドでも実行できる。

$ jmeter -n \
    -t <JMXファイルへのパス> \
    -l <Resultファイルへのパス> \
    -e \
    -o <レポートファイルへのパス>

ここで、GUI版を使用しない理由は、コマンドの結果に表示される説明より、GUI版では正しい結果を得られないとのこと、のためである。

# コマンドの結果
Don't use GUI mode for load testing !, only for Test creation and Test debugging.For load testing, use CLI Mode (was NON GUI):
(5)

テストを開始後に、結果 (jtlファイル) とログ (logファイル) が作成され、テストが終了するまで追記されていく。

(6)

テストを修正して新しく実行したい場合、jmxファイル、jtlファイル、logファイルをコピーして、バックアアップしておく。


結果の評価

(7)

JMeterのGUI版にて、スレッドグループに、結果をツリーで表示、結果を表で表示、のリスナーを追加する。

これらの画面で、jtlファイルを読み込むと、jtlファイルに基づく集計データを得られる。

(8)

各種のCloudWatchメトリクスにて、テスト時間帯に着目し、プロットから、数値を読み取る。


04. ストレステスト

記入中...