ソフトウェア¶
はじめに¶
本サイトにつきまして、以下をご認識のほど宜しくお願いいたします。
01. ソフトウェア¶
ソフトウェアとは¶
システムのうちで、インフラ領域の『OS』『ミドルウェア』、アプリケーション領域全体の要素を合わせたグループのこと。
『OS』『ミドルウェア』『ハードウェア』をインフラとも呼ぶ。
02. アプリケーションソフトウェア (応用ソフトウェア)¶
アプリケーションソフトウェアの一覧¶
ネイティブアプリ | Webアプリとクラウドアプリ | ハイブリッドアプリ | |
---|---|---|---|
利用できる通信状況 | On/Off | On | On/Off |
ネイティブアプリケーション¶
端末のシステムによって稼働するアプリケーションのこと。
一度ダウンロードしてしまえば、インターネットに繋がっていなくとも、使用できる。
*例*
Office、BookLiveのアプリ版
Webアプリケーションとクラウドアプリケーション¶
▼ Webアプリケーション¶
webサーバー上で稼働するソフトウェアのこと。
URLをwebサーバーにリクエストを送信することにより利用でき、随時、webサーバーとデータ通信を実行する。
全ての人が無料で利用できるものと、お金を払った人だけが利用できるものがある。
*例*
- Googleアプリケーション
- Amazon
- BookLiveのブラウザ版
- サイボウズ
▼ クラウドアプリケーション¶
webサーバー上のソフトウェアによって稼働するアプリケーションのうち、クラウドサービスを提供するもののこと。
*例*
- Google Drive
- Dropbox
ハイブリッドアプリケーション¶
端末でWebviewを稼働させ、ソフトウェアのhtml
ファイルのレンダリングをWebview上で実行するアプリケーションのこと。
*例*
クックパッド
03. ミドルウェア¶
webサーバーのミドルウェア (リバースプロキシとしても機能する場合がある)¶
- Apache
- Nginx
- IIS
- Apache Tomcat (appサーバーとwebサーバーの両方の機能を持つ)
appサーバーのミドルウェア¶
- Apacheの拡張モジュール
- PHP-FPM
- NGINX Unit (webサーバーのNginxと組み合わせて使用できるミドルウェア)
- Apache Tomcat (appサーバーとwebサーバーの両方の機能を持つ)
dbサーバーのミドルウェア¶
- MySQL
- MariaDB
- PostgreSQL
- Oracle Database
04. 基本ソフトウェア (広義のOS)¶
基本ソフトウェアの種類¶
▼ Unix系OS¶
Unixを源流として派生したOS。
現在では主に、Linux系統 (緑色) 、BSD系統 (黄色) 、SystemV系統 (青色) の3
個に分けられる。
※補足として、MacOSはBSD系統
▼ WindowsOS¶
MS-DOSを源流として派生したOS。今では、全ての派生がWindows 10に集約された。
基本ソフトウェア¶
04-02. Unix系OS¶
Linux系統¶
▼ Linux系統とは¶
Unixから分岐したLinuxは、加えて3系統 (Debian、RedHat、Slackware) に分岐する。
▼ Debian系統¶
Debian、Ubuntuなど
# 確認方法
$ cat /etc/issue
Debian GNU/Linux 10 \n \l
▼ RedHat系統¶
RHEL、CentOS、Fedoraなど
# 確認方法
$ cat /etc/issue
CentOS release 5.5 (Final)
Kernel \r on an \m
▼ Slackware系統¶
Slackwareなど
BSD系統 (MacOSのみ¶
▼ BSD系統とは¶
Unixから分岐したBSDは、加えて複数の系統 (例:MacOSなど) に分岐する。
05. デバイスドライバー¶
デバイスドライバーとは¶
記入中...
06. Firmware¶
Firmwareとは¶
ソフトウェア (ミドルウェア+基本ソフトウェア) とハードウェアの間の段階にあるソフトウェア。
ROMに組み込まれている。
BIOS:Basic Input/Output System¶
UEFI:United Extensible Firmware Interface¶
Windows 8以降で採用されている新しいFirmware
07. OSS:Open Source Software¶
OSSとは¶
以下の条件を満たすソフトウェアをOSSと呼ぶ。
アプリケーションソフトウェアから基本ソフトウェアまで、様々なものがある。
- 利用者は、無償あるいは有償で自由に再配布できる。
- 利用者は、コードを入手できる。
- 利用者は、コードを自由に変更できる。また、変更後に提供する場合、異なるライセンスを追加できる。
- 差分情報の配布を認める場合には、同一性の保持を要求してもかまわない。 ⇒ よくわからない
- 提供者は、特定の個人やグループを差別できない。
- 提供者は、特定の分野を差別できない。
- 提供者は、全く同じOSSの再配布でライセンスを追加できない。
- 提供者は、特定の製品のみで有効なライセンスを追加できない。
- 提供者は、他のソフトウェアを制限するライセンスを追加できない。
- 提供者は、技術的に偏りのあるライセンスを追加できない。