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暗号方式@アプリケーションデータの暗号化技術

はじめに

本サイトにつきまして、以下をご認識のほど宜しくお願いいたします。


01. 暗号アルゴリズム

暗号アルゴリズムとは

アプリケーションデータの暗号化技術のほとんどは、『共通鍵暗号方式』や『公開鍵暗号方式』によって実現される。

それらの方式は、暗号アルゴリズムによって実装される。


共通鍵暗号アルゴリズム

▼ 共通鍵暗号アルゴリズムとは

共通鍵暗号方式を実装するためのアルゴリズムのこと。

▼ DES暗号:Data Encryption Standard

記入中...

▼ AES暗号:Advanced Encryption Standard

記入中...


公開鍵暗号アルゴリズム

▼ 公開鍵暗号アルゴリズムとは

公開鍵暗号方式を実装するためのアルゴリズムのこと。

▼ RSA暗号:Rivest-Shamir-Adleman cryptosystem

記入中...


02. 暗号アルゴリズムに基づく暗号方式

暗号方式の種類一覧

共通鍵暗号方式 公開鍵暗号方式
暗号アルゴリズム 共通鍵暗号アルゴリズム 公開鍵暗号アルゴリズム
アルゴリズムの種類 RC4、DES、3DES、AES RSA、ElGamal
暗号化に要する時間 より短い より長い
作成される暗号鍵 共通鍵 秘密鍵、公開鍵
鍵の配布方法 メール (盗聴に気を付ける) メール、PKI
鍵の再利用 再利用は不要である 再利用しても良い


共通鍵暗号方式

▼ 共通鍵暗号方式とは

サーバーから受信者 (クライアント) にあらかじめ秘密鍵を渡しておく。

鍵の受け渡しを工夫しないと、共通鍵が盗聴される可能性がある (鍵配送問題) 。

*例*

エクセルのファイルロック

長所:処理が速い

短所:鍵の配布が大変

p437

▼ 共通鍵の再利用の可否

各受信者 (クライアント) は、サーバーから、受信者ごとに作成された共通鍵をもらう。

鍵の再利用をする必要はない。

共通鍵の再利用


公開鍵暗号方式

▼ 公開鍵暗号方式とは

公開鍵暗号方式

公開鍵暗号方式でも記載の通り、共通鍵暗号方式の鍵配送問題を解決すべく開発された。

『RSA暗号』などによって実装される。

受信者 (クライアント) の公開鍵で暗号化した場合、受信者の秘密鍵のみで復号可能。

すなわち、第三者に復号 (解読) されることはないと判断可能。

*サーバーが実行すること*

(1)

サーバーは、受信者 (クライアント) から公開鍵をもらう。

(2)

公開鍵を使用して、情報を暗号化する。

*受信者 (クライアント) が実行すること*

(1)

受信者 (クライアント) は、秘密鍵で情報を復号する。

▼ 公開鍵の再利用の可否

各受信者 (クライアント) は、サーバーから、異なるサーバーで再利用される公開鍵をもらう。

ただし、サーバーごとに異なる秘密鍵と公開鍵を使用しても良い。

公開鍵の再利用


ハイブリッド暗号方式

共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式を組み合わせた暗号方式。

両方の方式の長所と短所を補う。

ハイブリッド暗号