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IstioOperator@Istio

はじめに

本サイトにつきまして、以下をご認識のほど宜しくお願いいたします。


01. IstioOperatorとは

Istioのコンポーネント (Istiodコントロールプレーン、Istio IngressGateway、Istio EgressGatewayなど) を管理する。

IstioOperatorは執筆時点 (2025/03/06) で非推奨であり、代わりにistioctlやHelmでコンポーネントを管理することが推奨である。

istio_istio-operator


02. 他の管理方法への移行

Helm管理への移行

▼ B/Gデプロイメント

IstioOperator + Istiod + Istio IngressGatewayから、Istiod + Istio IngressGatewayにB/Gデプロイメントのように移行する。

  1. 既存のIstioOperatorを残したまま上記のチャート (istio-base、istiod、gateway) デプロイする。新旧でリソース名が同じだと衝突するかもないので、もし衝突したら名前を調整する。
  2. 新しいLoadBalancer Service由来のNLBやチャート由来のistio-ingressgatewayを経由して、データプレーンのマイクロサービスにリクエストを送信できることを確認する
  3. 古いLoadBalancer Service由来のNLBとIstoOperator由来のistio-ingressgatewayへの経路は遮断されていることを確認する。
  4. IstoOperatorを削除すると、IstioOperatorの管理するリソース (旧Istiod、旧istio-ingressgateway、LoadBalancer Service) は削除される。ただ、チャートで同等のリソース (名前は異なる) を作成しており、IstioOperatorの管理下のリソースはすでに使用していないので問題ない

▼ ラベル置き換え

IstioOperatorが管理対象を判定するラベルを削除する。